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TOKYO Night & Light

東京変容紀

東京都庁舎を舞台に、都市の記憶とエネルギーが脈動するプロジェクションマッピング作品の演出・制作を担いました。また、雑誌ブレーンとCG Worldのオンライン誌にて、特集いただきました。

CG World:Link

都庁という、巨大な生き物

本作では、東京都庁を単なる固定された建築物ではなく、人々の思いや記憶、そして時代の矛盾が幾重にも蓄積された 「ひとつの巨大な生き物」として捉えています。建物は、おかめやひょっとこといった民俗的な存在、ばけねこや天狗といった妖怪、あるいは縁起物へとその姿を滑らかに変容させながらうごめき、祝祭の華やかさと、どこか不穏な気配のあいだを激しく揺れ動きます。内側に秘められた圧倒的なエネルギーを露出させていくその様は、都市の「美しさ」であると同時に、逃れられない「歪み」でもあります。私たちはこの二面性を切り分けるのではなく、すべてを内包したひとつの「現象」として提示することを試みました。

建築から現象へ

巨大な建築を単なる投影スクリーンとして扱うのではなく、建物そのものが絶えず変容し続ける存在として描くことで、都市が内側から呼吸し、変化していくような身体感覚を生み出しています。この作品は、東京という都市を外側から眺めるためのものではありません。その内部に流れるエネルギーへと、鑑賞者を深く巻き込むための「場」として構築しています。

違和感として残る体験

この作品は、美しさや心地よさで完結することを目的としていません。あえて「違和感」を残すことで、 鑑賞者の内側に小さな揺らぎを生み出すことを意図しています。その引っかかりは時間の中で静かに作用し、一過性の体験として消費されるのではなく、 記憶として残り続けていきます。ただ心地よいだけでは終わらない。あえて違和感を残すことで、時間の中で記憶に作用し続ける体験を目指しました。

YEAR |2026

Client|東京プロジェクションマッピング実行委員会

Planing / Production|東北新社 / ULTRA PLANET / LIL

Web Site

企画+演出+アニメーション:橋本大佑

​プロデューサー:伊東宏 / 早川正祐 / 井筒亮太

作画:水江未来

CG:守屋雄介

音楽:Kosuke Anamizu

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